いざ株を購入しようとしても、何も準備なしでは購入することができません。 株式投資をするにはいくつかの準備が必要です。
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1証券会社に口座を開設しましょう
株式の購入には、証券会社に口座を開設する必要があります。
松井証券の場合、開設手続きはWEBサイトから申込みをして最短即日で完了します。
松井証券ならオンラインで申し込みが完結。署名・捺印・書類の郵送は不要です。
口座開設サポートも充実
①資料請求
②AIチャットでの問い合わせ
③口座開設のよくある質問
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2株式投資のルールを把握する
気に入った株が見つかったとして、実際に株を購入するには取引のルールを知っておく必要があります。
取引時間
証券取引所では、取引を行う時間が決められています。東京証券取引所の場合、9時に取引が開始され、11時30分から12時30分までお昼の休憩を挟んで、15時まで行われます。なお、午前の取引時間を「前場(ぜんば)」、午後の取引時間を「後場(ごば)」といいます。
また、取引は月曜日から金曜日までの平日に行われていて、土日祝日と年末年始(12月31日から1月3日)は取引が行われません。
銘柄コード
最近では、1社で複数の店舗・ブランドを保有する企業や持ち株会社形態で上場する企業等が増加しているため、実際に街中で見かける店舗名、ブランド名やサービス名称と株式市場での銘柄名が異なる場合も多くなっています。
店舗・ブランド名と企業名が異なる銘柄の一部をご案内します。投資の参考に、ぜひお役立てください。
https://www.matsui.co.jp/study/brand/index.html
注文の種類
株の注文方法には、「成行(なりゆき)」と「指値(さしね)」という注文方法があります。指値注文は、「○○円より安ければ買いたい」「○○円より高ければ売りたい」と値段を指定する注文方法です。希望する値段で売買できますが、条件に合った相手方の注文(買いならば売り)がなければ取引が成立しません。取引の成立よりも値段を優先する注文方法です。
一方、成行注文は、「いくらでもいいから買いたい(売りたい)」と値段を指定しない注文方法です。取引が成立しやすくなりますが、予想外の値段で取引が成立する可能性があります。値段よりも取引の成立を優先する注文方法です。
取引の成立方法
証券取引所では、公平に取引が行われるように売買のルールが決められています。売買は主に「価格優先の原則」と「時間優先の原則」というルールに則って成立します。
価格優先の原則
買いの注文は「高い値段が低い値段より優先」され、売りの注文は「低い値段が高い値段より優先」されます。また、指値注文よりも成行注文が優先されます。
時間優先の原則
同じ値段の注文がある場合は、「先に出された注文が、後に出された注文より優先」されます。
売買代金の受け渡し
株の売買が成立したら、証券会社を通じて代金の精算などを行います。この精算のことを「受渡(うけわたし)」といい、買いの場合は買付代金を支払って株を受け取り、売りの場合は株を引き渡して売却代金を受け取ります。
なお、売買が成立した際には受渡の準備が行われ、売買が成立した日(約定日(やくじょうび))から数えて3営業日目に代金と株の受け払いが行われます。
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3リスクを確認
株取引には、売却益や配当金などの魅力がある反面、リスクも存在します。 株取引をするうえでは、リスクと上手に付き合いながらリターンを目指していくことが大切です。
株価の下落リスク
株取引では、投資した企業の業績が好調で株価が値上りすることもあれば、反対に業績悪化で株価が値下りすることもあります。株を購入した時よりも高い株価で売却できれば利益が出ますが、安い株価で売却すると損失が出てしまいます。株取引は元本が保証された投資ではありませんので、損失が出る可能性も頭に入れておきましょう。
流動性リスク
株の取引量は銘柄によって異なり、活発に取引されている銘柄もあれば、取引が少ない銘柄もあります。取引が少ない場合、株を買いたい(売りたい)と思っても、売り手(買い手)が少ないために希望する価格で売買できない可能性があります。銘柄選びの際には、取引量にも注意しましょう。
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